イニシャル
2008年 04月 13日
古い、アメリカのギャング映画のワンシーンでの事。映画のタイトルも俳優も憶えていませんが
ウエイトレスがテーブルの上の飲み物を溢してしまい、うろたえているのを主人公が『大丈夫」と
そーと小声で言いながら彼女をかばう様に側に有ったナプキンを、さりげなく溢した所をかぶせ
その液体がスーとナプキンに吸い込まれていく様をクローズアップに写し出され、その巧みな演出に、あー麻布ーと直感しました。そのシーンだけがやたら記憶に残っています。後にこのタオルを使った時あまりの吸収性に、ふーとあの時のあのシーンはまんざら嘘じゃなかったんだと
いやに納得したものです。それにしても肝心な映画のストーリーは憶えていずこんな些細などうでもいい事だけを時には憶えているもんですね。私だけでしょうか??
ちなみに我が家のバスタオルやタオル類は、このタオルを切っ掛けに何年もかけてすべてリネンに替えています。丈夫で洗うほどに柔らかく風合いが増します。私は若い頃(子供の頃?)から繊維アレルギーというんでしょうか化学繊維が入っている下着を着けると肩がこり脱ぐとホッと
し、あまりそれを好まず着たがりませんでした。そのせいでしょうかいまだにインナーだけは綿か麻、シルクも今は綿並みに安く手に入りますから助かっています。でもどれもデザイン性がありません。